御朱印風表現によるオリジナルの筆文字ロゴ制作のご注文を承っております。

御朱印風

当ページに掲載の御朱印風筆文字について

御朱印集めは、平安時代からスタートした西国三十三所観音巡礼等が原点とされています。
御朱印の筆文字は実に威厳があります。当ページに掲載の作品は御朱印ではありません。私は一度、御朱印の筆文字を書きたいと思っていました。しかし恐れ多くて今もって書くことが出来ません。背景にある朱印は、黒の筆文字を引き締めて威厳を感じさせるものがあります。当サイトで、筆文字制作は幅広い「感情・感覚・らしさ」の表現が出来るはずだと言っておりますが、これらの御朱印風筆文字は書いた目的が拝む対象物としての目的から離れ、ただ書道家として威厳のある文字を追求した時、このような東洋的表現になろうかと思います。

「御朱印風」表現の筆文字デザイン

山空松子落
風景依然人欲老
但見双黄鳥
花開時蝶来

漢詩【懐君属秋夜 散歩詠涼天 山空松子落 幽人応未眠】
中央部分の文字をできるだけ扁平にして貫禄を出す効果を狙いました。

 

漢詩【酒家粉壁映晴波 官道乾沙度淤河 風景依然人欲老 楠公墓下十経過
下方左右に丸い書き印を配置することで、硬さを若干和らげる効果を狙いました。

 

漢詩【花開万人集 花尽一人無 但見双黄鳥 緑陰深処呼】
この作品の中央部分は、読んで頂ける書風にしました。また、行書的の中に隷意を入れました。なお、中央の「襲明」は私の筆文字作品の中で遊印としてよく使っております。

 

【天下泰平之春 花開時蝶来 花鳥風月】
この作品は、他の3作品と比べ柔らかい表現の中に威厳さも取り入れました。その柔らかさを表現するのに、中央部分の筆文字は肩の力を抜き親指を曲げないでできるだけ力を入れずに書きました。尚、それに合わせて書き印の周囲は楕円形とし、文字は篆書体にしました。

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